大手から中小へ行く不安はありましたか?

私は大手ドラッグストアからくれよん薬局へ入社しました。大手ドラッグストアでは厳密なマニュアルに従った行動が求められます。一方で、マニュアルのようなものがない環境では、正しい行動がわからなくなるのではないかという不安がありました。 また組織的な統制がなく、昔から長く在籍している人が幅を利かせていて、影響力を持っているようなイメージもありました。 この業界ではM&Aが頻繁に行われると聞いていたので、今は良くても将来的に経営体制が変わる可能性も考えられました。

それぞれの不安は払拭できましたか?

マニュアルについては、最初はギャップを感じましたが、今では患者様に喜んでいただけるためにどうすれば良いか、という視点で考えることができるようになりました。 組織的な面では、くれよん薬局では社長の下に薬局運営部の部長がおり、その下に店長(管理薬剤師)が配置され、スタッフがその下に配置される形で明確な組織図・指揮命令系統が存在します。昔からいる役職のない人物が影響力を持つことはありません。 M&Aに関しては、面接でいくつか話を聞きました。大手企業でもM&Aのリスクは存在すること、現時点ではそのようなことを考えたことはないと代表から直接言われたこと、また代表が40代であるため実際売却リスクは低いと感じたことから、安心感を持つことができました。

南大阪で就業する不安はありましたか?

私自身は南大阪の出身ではありませんし、今回の転職で初めて南大阪で働くことになりました。 就業前は、南大阪にはお祭りのイメージがあり、「怖い人が多そう」「言葉使いが荒いかもしれない」というイメージを持っていました。 しかし、実際に入社してみると、全く違いました。人々は情が厚く、懐の深い一面が多く見受けられます。コミュニケーションが取りやすい環境は、私たち薬剤師として働く上で働きがいを感じる環境であると思いました。 今では怖さなどは全く感じず、南大阪は素晴らしい土地だと思っています。

くれよん薬局に入ってから引っかかりを覚えることはありますか?

インタビューだからというわけではなく、雰囲気がとても良いと感じます。 店舗同士で交流する機会もあり、横のつながりを感じます。先ほどのANAの接遇研修も、全店の社員が集まる良い機会でした。(※本インタビューはANAの接遇研修後に実施。) 年齢の近い社員が多く、全体的に地域のために何ができるかということを考える意欲を感じます。社長自らが定期的に社内向けの情報発信を行っていることから、この意欲が文化として根付いているのだと思いました。 組織図が明確であることを先ほどお話ししましたが、トップダウンでスタッフの意見が通らないわけではありません。店舗を良くする提案であれば、店長や部長も前向きに話を聞いてくれます。